湿度が急激に高まる時期と言えば、梅雨が代表的です。
六月は雨の日が続きます。日本列島の各地で、連日連夜雨が降り続き、高温多湿な環境になります。急激な湿度変化は農作物にとって大きなリスクです。手塩に掛けて育てている野菜や果実が、気候変化によってダメージを受けては大きな損失です。農作物を育てているビニルハウスなどには、センサー付きの湿度計を設置しておき、雨季特有の気候変化に備えましょう。
天気予報を毎日チェックしていても、突然発生するゲリラ豪雨には対応出来ません。地球温暖化の影響によって、最近は地域や時期にかかわらず、ゲリラ豪雨が発生しやすくなりました。センサー付きの湿度計を設置しておけば、季節外れの豪雨にも臨機応変に対応可能です。乾燥した気候が多い冬場でも湿度管理は大事です。大雪や大寒波に見舞われると、ハウスや倉庫内に結露が発生します。
結露が大量発生すると、一時的ではありますが急激に湿度が上がり農作物が思わぬ打撃を受けますので、冬場でもセンサー付きの湿度計は必須です。新しいタイプのデジタル湿度計にはセンサーだけではなく、データの記録と出力機能が搭載されています。普段から湿度のデータを、センサーによって収集します。湿度計の本体に、扱いやすいデータ形式で、その記録が保存され、必要に応じてタブレットやパソコンに移せるのが利点です。春夏秋冬の湿度の移り変わり、そしてハウスや倉庫内の湿度の数値を、データで把握出来れば、今後の農業計画にも活かせるでしょう。